拓大紅陵高監督が謝罪 元野球部員3人の逮捕受け

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報道陣の質問に答える拓大紅陵高硬式野球部の沢村監督=12日午後、市原市岩崎のゼットエーボールパーク

 知人の少女に売春させたとして拓大紅陵高(木更津市)の元硬式野球部員3人が逮捕された事件を受け、第99回全国高校野球選手権千葉大会に出場する同部の沢村史郎監督が12日、初戦を行った市原市岩崎のゼットエーボールパークで報道陣の取材に応じ、「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません」と謝罪した。

 沢村監督は試合後に取材に応じ、現在の部員の状況を「不安な1日を過ごし、ベンチでも疲れている雰囲気があった」と説明。部員とメールをやり取りする中でも、心配の色が隠せない様子だったという。

 試合前、「野球が好きで精進してきたのだから楽しんでやろう」と呼び掛けた沢村監督。結果は秀明八千代高(八千代市)にコールド勝ち。「いろいろな思いがある中、野球ができる喜びを感じてくれたのではないか」と部員をおもんぱかると、最後に「また頑張ります」と声を振り絞った。

 売春防止法違反(周旋)の疑いで警視庁少年育成課に逮捕されたのは、元同部員で17~18歳の少年3人。30代の男性客に知人の少女を引き合わせ、売春をあっせんした疑いが持たれており、一部の少年が容疑を否認しているという。

 開会式前日に発覚した不祥事を受け、拓大紅陵高は「頑張っている生徒の夢を壊したくない」と夏の大会への出場辞退を否定。日本高野連は事件について詳細に把握できていないため、現段階では出場を認めるとの判断を示している。