知人女性にわいせつ 千葉県警巡査長を停職3カ月

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 飲み会に参加した知人女性の体を、帰宅途中の車内で無理やり触るなどしたとして、千葉県警監察官室は23日、県警警務課の男性巡査長(35)を停職3カ月の懲戒処分とし、強制わいせつ容疑で千葉地検に書類送検した。巡査長は容疑を認め、同日付で依願退職した。

 同室によると巡査長は休日だった昨年12月11日夜、県内の飲食店で自ら企画した飲み会に出席。終了後、帰宅するため参加者全員が乗車したワゴン車の最後部座席で、隣に座った20代の知人女性が拒んだにもかかわらず、車が発進した午後9時20分ごろから約20分間、女性の体を断続的に触った上、「途中で(車を)一緒に降りよう」とささやいたとされる。

 飲み会には、巡査長を含め男女各3人が参加。全員が知人同士だったという。女性が先月16日に県警へ相談、9日後に被害届を提出していた。その後の捜査で、巡査長が飲み会で別の20代の知人女性の手を握るなどのセクハラ行為をしていたことも発覚した。

 巡査長は「日頃から性的欲求があった。アルコールの影響で、抑えられなかった」と説明。被害者に対し「本当にひどいことをしてしまい申し訳ない。警察官として失格であることは十分理解している」と話しているという。同室は「被害者らのプライバシーを保護するため」などとして、巡査長の当時の所属警察署や、参加者内の警察関係者の有無を明らかにしていない。

 古川等首席監察官は「治安を守るべき警察官がこのような事案を起こし、心からおわび申し上げる。職員の指導を徹底し、県民の安全安心の実現に全力で取り組み、信頼回復に努める」とコメントした。