盗撮容疑の男逃走 駅員ミス、足取りつかめず つくばエクスプレス

  • 0
  • LINEで送る

 つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅(流山市前平井)で昨年6月、駅員が、電車内で盗撮をしたとして乗客が取り押さえた男に、目を離した隙に逃げられていたことが7日、電車を運営する首都圏新都市鉄道(東京都千代田区)などへの取材で分かった。男は「トイレに行きたい」とうそをつき、電車で逃げたとみられ、その後の足取りはつかめていない。

 同社と流山署によると、昨年6月25日午前8時ごろ、南流山-流山セントラルパーク駅間を走行中の秋葉原発守谷行き下り普通電車(6両編成)内で、乗客の女性が、スカート内を男にスマートフォンで盗撮されていることに気付いた。女性は近くにいた乗客男性と協力して男を取り押さえ、流山セントラルパーク駅で下車。乗客男性と一緒に男を駅の事務室に連れて行った。

 対応した男性駅員は3人を事務室の中に案内。状況を確認後、110番通報するために目を離した隙に、男が「トイレに行きたい」と言って逃走した。その後、駅構内を探したが見つからなかったという。その際、ホームは探していない可能性が高く、駅の防犯カメラには男とみられる人物が電車に乗る姿が確認されている。

 同駅には男性駅員のほか、もう1人別の駅員が勤務していたが、駅構内の清掃のため不在だった。男性駅員は盗撮のトラブルを受け、駅員に事務室へ戻るよう告げていたが、戻る前に男が逃走した。男性駅員は当時、勤務責任者だったという。

 同社は「逃げてしまったことは事実」とした上で、トラブルの際の駅員の対応については「規定があるかどうかも含めて、確認中。現段階でコメントできることはない」とした。