殺意や計画性否定 少女「埋めたのか半信半疑」 船橋女性生き埋め公判

 芝山町の畑で2015年4月、船橋市の女性=当時(18)=が遺体で見つかった事件で、女性を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人罪などに問われた元同級生の無職の少女(19)=船橋市=の裁判員裁判の第6回公判は23日、千葉地裁(松本圭史裁判長)で被告人質問が始まった。少女は、女性が埋められたと確信したのは「逮捕されてから」と述べ、殺意や計画性などを否定する主張を繰り返した。

 少女は、共犯の井出裕輝被告(22)=同罪などで起訴=らから、事前に女性を埋める穴を準備したことや、女性を乗せた車の目的地を「聞かされていなかった」と説明。車は「(女性が借りた)卒業アルバムがある場所に行ってくれるんだと思った」とした。

 また、女性が埋められた後は「埋めたのかと思ったが、半信半疑。あり得ないと思ったし、考えたくなかった」と当時の心境を語り、その後は「私も何かされるんじゃないかと思い、井出君と連絡を取らなかった」と述べた。

 事件前、少女が友人に「中途半端にやって警察に言われたら困るから、最後までやる。殺す」などと明かしたとされる点については「そのときは、捕まってもどうでもいいと思っていた」とした上で「殺すとは言っていない」と否定した。


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