脱獄アイフォーン 無職男が無罪主張 千葉地裁で初公判

  • 0
  • LINEで送る

 米アップル社のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」に非公式アプリを使用できるよう内蔵プログラムを改変して不正に販売した事件で、商標法違反と私電磁的記録不正作出・同供用ほう助の罪に問われた富山市本郷町、無職、池田大将被告(25)の初公判が20日、千葉地裁(佐藤傑裁判官)で開かれ、池田被告側は、事実関係は認めた上で「アップル社の信用は害されていない」などとして無罪を主張した。

 池田被告は非公式アプリをインストールするために端末にかけられたプログラムの制限を解除する「脱獄」という方法を使い、「脱獄アイフォーン」として販売していたとされる。

 罪状認否で池田被告は「脱獄アイフォーンを販売したこと、チート(ずるい)行為を教えたことは認めます。僕自身が行った行為については、全て正直に話します」と、事実関係は認めた上で「今回の行為が犯罪行為になるとは思いませんでした」と述べた。

 検察側の冒頭陳述によると、池田被告は2015年7月ごろから、購入したアイフォーンのOSを、ネット上でアップロードされているソフトを使い改変。「チート対応」との文句を付けて販売していた。

 弁護側は商標法違反について「池田被告は、脱獄済みであること、ゲームのチート対応であることを明示して販売した。購入者は認識して購入しており、アップル社の信用が害される余地はない」。私電磁的記録不正作出・同供用ほう助罪については「ゲームのステージ情報は、会計帳簿など事実証明にあたる記録と同等ではない」などと無罪を主張した。