「少女は否認せず認めて」 共犯の男が出廷 船橋女性生き埋め公判

 芝山町の畑で2015年4月、船橋市の女性=当時(18)=が遺体で見つかった事件で、女性を生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人と逮捕監禁の罪に問われた元同級生の無職の少女(19)=船橋市=の裁判員裁判の第2回公判は16日、千葉地裁(松本圭史裁判長)で証人尋問が行われた。同事件で強盗殺人罪などに問われ、無期懲役判決を受けた住所不定、無職、中野翔太被告(21)=控訴中=が出廷し、「遺族に申し訳ない。(少女は)否認しないで、全ての罪を認めて」と述べた。

 中野被告は犯行当日、少女と井出裕輝被告(22)=同罪などで起訴=と一緒に千葉市内の飲食店前で店内にいる女性を待ち伏せしたといい、女性が既に退店したことが分かると「(少女は)焦っていた。井出は『もう(女性を埋める)穴も掘ったんだよ』といら立っていた」と説明。少女が穴などについて問うことはなく、「(少女は殺害の計画を)知っているんだと思った」と証言した。

 また、女性を車に乗せて畑へ向かう途中、女性のかばんと携帯電話を奪ったのは少女だと指摘。車内では少女と中野被告が「被害者の手を縛ったりした」といい、「(少女は)被害者の足を殴ったり、たばこの火を押し付けたりした。笑っていて、楽しんでいる様子だった」と振り返った。


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