画像編集ソフト不正使用 学生42人を厳重注意 東京情報大

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 東京情報大学(千葉市若葉区、学生1823人)の学生42人が、米アドビシステムズの画像編集ソフト「イラストレーター」を無料で使える試用期間を不正に延長して使っていたことが10日、大学への取材で分かった。ソフトは大学祭のポスター作成などに使っていたといい、学生は大学の聞き取りに「先輩から(不正の)手口を教わった」などと説明しているという。大学は42人を口頭で厳重注意する。

 大学によると、42人は総合情報学部1~4年の男女で、2016年度の大学祭実行本部のメンバーや元メンバー。インターネットを通じて入手した不正ツール「クラックツール」を使い、個人のパソコンにインストールした同ソフトの体験版を改変して試用期間を延長していた。

 昨年10月、外部からの指摘を受け、大学が調査委員会を設置して調べていた。学生は不正を認めソフトを削除したが、「違法性を認識していなかった」と話す者もいるという。不正利用は少なくとも15年春から行われていたとみられ、大学は先月、社側に報告書を提出した。

 大学の担当者は「情報学を扱う大学としてあってはならない行為で、反省している。他の学生への警告も含めて著作権教育を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。