不正定期券で無賃乗車 北総鉄道駅員

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 北総鉄道(本社・鎌ケ谷市)は10日、同鉄道東松戸駅(松戸市)に勤務する駅務主任の男性(44)が、磁気定期券6枚(合計105万5990円)を不正に発行し使用していたと発表した。

 同鉄道によると、駅務主任は、同駅の定期券発行機で偽名を使って定期券を不正に発行。データだけ無効処理し定期券そのものの無効処理は行わず、同駅から成田空港駅間の6カ月定期などを入手し、使用していたという。

 同様の手口で1年半ほど前から不正に入手していたらしく、「定期を使い、ただで電車に乗りたかった」と話しているという。転売などはないとみられる。駅務主任は定期券の発行業務をチェックする立場だった。

 昨年12月31日の定期券締め切り業務で、同駅で無効処理した定期券のデータと実際の枚数が合わなかったことから調査し分かった。北総鉄道は「あるまじき行為で、深くおわびする」と謝罪。今後、駅務主任の処分を検討する。また、定期券発行業務の管理体制強化など再発防止を図る。