89歳母首絞められ死亡 介護疲れか、長男逮捕 神崎

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宮崎さんが首を絞められた状態で見つかった自宅=18日午前10時ごろ、神崎町神崎本宿

 18日午前7時10分ごろ、神崎町神崎本宿の民家で、住居人を名乗る男性から「母親を殺した。ロープで首を絞めた」と110番通報があった。香取署員らが駆け付けたところ、この家に住む宮崎スイさん(89)が心肺停止状態で、寝室のベッド上で横たわっていた。宮崎さんは首に絞められた痕があり、居間にいた長男で、自称無職の一明容疑者(53)が首を絞めたことを認めたため、同署は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕。宮崎さんは成田市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。同署は容疑を殺人に切り替え、動機などを詳しく調べる。

 宮崎さんは一明容疑者と2人暮らし。同署によると、同容疑者は9月に仕事を辞め、認知症を患っていたという宮崎さんの世話をしていた。「介護に疲れた」と供述しているという。

 17日に親子と病院で会ったという近所の70代女性は「一明さんは、スイさんの荷物を持ってあげていたし、車で病院への送迎もしていた。仲も良く感じた」。別の70代女性も「数日前にスイさんに会ったら『足が悪くなったらいけない』と散歩していた。元気で、認知症とは感じなかった」と話していた。