入札時に積算ミス300万高い業者が施工 千葉県海匝農業事務所

 千葉県は18日、千葉県海匝農業事務所(匝瑳市)が価格積算を誤ったまま入札を行っていたと発表した。この結果、落札者に決まるはずの埼玉県の業者が低価格入札の調査対象となって辞退。約300万円高い価格を示した別の埼玉県の業者が落札し、施工していた。

 県耕地課によると、横芝光町内の排水機場の設備工事の入札。昨年12月に価格と技術点の総合評価方式で実施したが、担当職員のミスで本来より約540万円高い設計額に。連動して、低価格入札の調査対象額も誤って高くなった。

 調査対象になっても、適正に施工可能と県が判断すれば落札が決まるが、業者側は書類提出などの負担が大きく、大半が調査前に落札を辞退するという。

 先月に別の職員が誤りに気付いた。工事は完了間近のため再入札はせず、再発防止を徹底するとした。

 県が過去5年間の同様の工事の積算を確認したところ、他の3農業事務所でも誤りが判明、入札結果への影響はなかったという。


  • LINEで送る