2016年11月16日 05:00 | 有料記事
佐倉市ユーカリが丘地区で計画されていた順天堂大学の新キャンパス整備を核とする土地区画整理事業が白紙化したことが15日、市などへの取材で分かった。地元地権者らが事業開始に関する市への申請を取り下げた。同大学を運営する学校法人順天堂(東京)は、江戸時代に旧佐倉順天堂を開くなど佐倉とゆかりが深く、市は街の活性化策として同大学の誘致を重点施策に位置付けていたが、実現は不透明な情勢となった。
新キャンパス構想は順天堂が2013年11月に表明。地元の開発業者「山万」から京成線ユーカリが丘駅北側の土地1ヘクタールの無償提供を受け、スポーツ健康科学部の学生870人が通う校舎や体育館などを整備する計画だった。
これを踏 ・・・
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