酒々井切断遺体 損壊・遺棄で姉を逮捕 「2週間ぐらい前」 容疑で千葉県警

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 酒々井町上本佐倉1の民家で切断された遺体が見つかった事件で、千葉県警捜査1課と佐倉署の特別捜査班は13日、遺体を切断し室内に遺棄したとして死体損壊・遺棄容疑で、この家に住む姉で遺体発見時に室内にいた小売店アルバイト、竹内愛美容疑者(25)を逮捕した。竹内容疑者は容疑を認め、死体損壊・遺棄について「2週間ぐらい前にやった」などと供述。遺体は竹内容疑者と同居する弟で職業不詳、諒さん(21)とみられ、特捜班で詳しい動機などを追及している。

 逮捕容疑は自宅で死体を切断するなどして損壊し、ビニール袋に入れて遺棄した疑い。

 特捜班によると、室内のリビングなどからは複数のビニール袋に入った頭部と片足のほか、胴体部分や片方の足などほぼ1体分の遺体が見つかった。骨が見えている部位もあった。衣類などを着けた部位はなかった。室内に刃物はあったが、犯行に使われたものかどうかは不明。特捜班では、室内の一部に血痕が残されていたことなどから、竹内容疑者は室内で遺体を損壊したとみて調べている。

 特捜班では13日からこの家などで現場検証を実施。同日に千葉大で遺体の司法解剖を行った結果、切断された遺体は20~40代の男性。頭部や両足など人体の部位は計10カ所以上に及び、いずれも複数の袋に入っていた。若干の腐敗がみられるなど遺体の損壊が激しく、死因は不詳だった。死後数日間以上が経過していたとみられる。

 事件は12日に諒さんの中学の同級生ら3人が、先月末から諒さんと連絡がつかなかったことから直接家を訪れ、竹内容疑者と何らかのやりとりをしたが、室内に入れなかったことから佐倉署に通報。駆け付けた同署員が遺体を見つけ発覚した。

 竹内容疑者は13日、留置のため佐倉署から県警本部に護送された。灰色のフード付きパーカに、灰色の長ズボンの上に花柄のスカート姿で、女性捜査員2人に付き添われ、顔を隠しうつむきながらゆっくりと車に乗り込んだ。