メール開封で不正アクセス 柏市「情報流出可能性低い」

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 柏市は4日、市役所の事務用パソコン3台を通じて外部から不正アクセスがあったと発表した。市が情報流出の有無を調査中だが、「データが持ち出された可能性は極めて低い」としている。職員がウイルスの組み込まれた電子メールの添付ファイルを開封したことが要因とみられる。

 市情報政策課によると、先月30日にウイルス対策ソフトを通じて不正アクセスが判明。環境サービス課と宅地課の職員らが同28、29日、「ご確認」という件名の不審なメールの添付ファイルを開封していた。

 不正アクセスは同29日午前中~30日夕方までに437回行われていた。外部に送信されたデータ量は計420キロバイトで、一般的な写真1枚の半分程度。パソコンには土地開発の申請者名などが保存されており、市は5日、対象となる142人17法人におわびの文書を送付する。

 市は1日、不審メールの対応方法を全職員に指導。同課は「暗号化ソフトの早期導入などセキュリティー強化対策を実施し、今後このような事態が発生しないよう努める」と謝罪した。