市川の温浴施設で基準超レジオネラ 健康被害確認なし

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 市川市は30日、市クリーンセンターの余熱を利用した温浴施設「クリーンスパ市川」(同市上妙典)の男性用露天風呂から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたと発表した。

 センターによると、同市では今月23日、会社員男性(59)がレジオネラ肺炎で死亡したが、市川保健所の調査で男性は同施設を利用しておらず関連性はないという。

 同施設はPFI事業で民間のベイスパ市川CC(同市)が運営。今月20日に採水して検査したところ、100ミリリットル当たり10cfu(集落形成単位)のレジオネラ菌が検出された。検査結果が判明した29日夕から男性用、女性用ともに露天風呂の利用を停止した。これまでに健康被害は確認されていない。

 検査は年4回実施しており、検出は昨年3月以降4回目。施設では消毒や清掃の頻度を増やすなどして対策するとともに、原因を調べている。

 レジオネラ菌は自然界に生息し、冷却水塔や給湯水などの中で増殖する。人に感染するとレジオネラ肺炎を起こすとされる。