千葉港で曳船から油流出 海洋汚染防止法違反も視野

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 20日午後4時5分ごろ、千葉市中央区中央港の千葉中央埠頭(ふとう)の海面に油が浮いているのを、千葉県港湾事務所の職員が発見し千葉海上保安部に通報した。油は埠頭に係留中の曳船(全長37・75メートル、162トン)から約100平方メートルにわたって流出しており、同保安部らが吸着マットなどで処理。漁業への被害は確認されていない。同保安部は乗組員が故意に排出した可能性もあるとみて、海洋汚染防止法違反容疑も視野に詳しい状況を調べている。

 同保安部によると、流出したのは船底にたまる海水や船の油などが混ざった「ビルジ」と呼ばれる汚水。同船は広島県の海運会社の所有で、当時船内では乗組員数人がメンテナンスを行っていた。乗組員は「突然警報ブザーが鳴り、ビルジの排水ポンプを作動させた」などと話しているという。