千葉大卒業取り消し 事実上の留年、処分検討 埼玉少女誘拐寺内容疑者

 埼玉県朝霞市で女子生徒(15)が行方不明となり、2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐の疑いで逮捕された東京都中野区東中野、寺内樺風容疑者(23)が在籍する千葉大学(千葉市稲毛区)は31日、寺内容疑者の卒業を取り消したと発表した。事実上の留年となり、同大は4月以降、寺内容疑者を休学扱いとして今後の処分を慎重に検討する方針。

 寺内容疑者は2011年4月、同大工学部情報画像学科に入学。今月23日に卒業したが、事件を受け、同大が懲戒処分などを検討していた。

 同大によると、取り消しは3月29日、工学部の教授会で決定。理由は「学則の『社会規範の遵守』に反する疑いがあるため」としている。また、同大は31日付で学生懲戒委員会を設置。捜査状況に応じて処分を審議するが、あらためて卒業を認めたり、取り消しのまま放学処分になる可能性もあるという。

 同大は「本学の学生が逮捕されたことは誠に遺憾。世間の皆さまに心よりおわび申し上げる」とコメントした。


  • LINEで送る