校庭60周、児童に「バカ」 体罰で小学校教諭厳重注意 松戸市教委

  • LINEで送る

 松戸市の市立小学校で、児童への体罰や暴言があったとして、5年生の学級を担任する50代の女性教諭が、同市教委から厳重注意を受けていたことが17日、学校や市教委への取材で分かった。校長と教諭は保護者や児童に謝罪、本年度内はクラス担任を続けている。

 学校が児童に行った調査によると、教諭が昨年4月に担任に就いて以降▽組み体操の練習中、男子児童のサッカーのすね当てを顔に投げつけてけがを負わせる▽口答えをした児童の頭を後頭部が壁にぶつかるほどたたく▽テストで間違えると校庭を最大60周走らせる-などの体罰を繰り返した。また、日常的に児童に「バカ」と言うなどしたという。

 ことし1月、保護者から是正を求める訴えが市教委にあり、学校に調査を命じて発覚した。学校は調査結果を受けて同月25日に学級の臨時保護者会を開き、不適切指導を認め校長と教諭が謝罪。今月14日付で市教委が教諭を厳重注意し、処分結果は校長から保護者に書面で報告した。

 市教委学務課によると、教諭は「指導力のあるベテラン」と評価されていた。市教委の調査に対し、教諭は「自分の指導におごりがあった」と認め、反省しているという。