事件直前、別の牧師に相談 教会関係者、緊迫の様子で 佐倉・立てこもり

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 佐倉市の教会「佐倉王子台チャペル」の立てこもり事件で、佐倉市新臼井田、無職、小田部大輔容疑者(36)=傷害容疑で再逮捕=が立てこもる直前に、教会関係者の女性が別の教会の牧師男性(45)=埼玉県川口市=に電話で相談していたことが12日、分かった。電話はかなり緊迫した様子だったといい、牧師男性は「警察を呼んだ方がいい」とアドバイスをしたという。

 牧師男性によると、電話があったのは先月18日午後3時ごろ。牧師男性は女性との面識はなかったが、相談を受け「緊迫しているなと思った。警察を入れた方がいいとアドバイスし、自分も動こうとした矢先の事件だった。もう少し早く連絡をもらっていれば」と悔やんだ。

 一方で、牧師男性は「佐倉王子台チャペルは、人生に生きづらさを抱えている人が社会に受け入れられるよう頑張っていた。その活動はあっぱれだったと思う」と話した。

 県警のこれまでの調べでは、小田部容疑者は同日午後8時30分ごろ、教会関係者の男性(76)らに暴行し、同35分ごろから教会に立てこもったとされる。

 一方、県警捜査1課と佐倉署は12日、教会関係者の男性らに対する傷害容疑で、小田部容疑者を千葉地検に送検した。