無免許で家庭科授業 1年生全員、再履修へ 志学館高等部

 木更津市真舟の私立志学館高等部で、1年生の家庭科を担当する女性教諭(36)が、免許が失効している状態で本年度の授業を行っていたことが13日、同校への取材で分かった。10月末までに実施した46時間分の授業が無効となり、1年生276人全員が再度、同じ単元の授業を受ける事態となった。

 同校と県教委によると、女性教諭の免許の有効期間は今年3月31日までで、産休や育休の時期と重なったため、更新に必要な講習が受けられなかった。女性教諭は県教委に相談したが、特別支援学校の教員免許を取得していたため、そのまま有効期間が延期されると誤って認識。実際には必要だった延期手続きをせずに本年度の授業を行った。

 10月27日の県学事課の監査で問題が発覚した。同校は、非常勤講師3人を確保し、その後の授業を実施。女性教諭が担当した4~10月の授業は無効となり、現状のままでは1年生が進級できないため、放課後などを利用してもう一度行うという。

 同校は学年集会や臨時保護者会で経緯を説明。渡辺茂通校長は「休日や冬休みを使わず、登校日の中で対応したい。同じ単元だが、内容や角度を変えて行うよう配慮したい」としている。


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