千葉でも入所者転落死 遺族、介護施設を提訴 3人死同系列

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 入所者3人が転落死した川崎市の介護付き有料老人ホームと同系列の千葉県のホームで、認知症の男性=当時(86)=がベランダから転落死したとして、遺族が介護サービス大手「メッセージ」(岡山市)に3400万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしていたことが26日、分かった。提訴は昨年2月。

 訴えによると、男性は2013年5月、メッセージが運営するホームに入所。同年9月、4階の自室ベランダから転落して頭などを強く打ち、約1カ月後に死亡した。

 遺族側は「ベランダに出られないよう要望したのに、対策が不十分だった」と主張。メッセージは「千葉県と川崎市の転落死に関連はない。訴訟へのコメントは控える」とした。

 メッセージの子会社が運営する川崎市の「Sアミーユ川崎幸町」では昨年11~12月、86~96歳の男女3人が相次いでベランダから転落死しており、神奈川県警が経緯を調べている。