温暖化? 成長早く直径60センチに 館山沖のテーブルサンゴ

サンゴの北限といわれる館山市波左間沖で直径約60センチに成長したテーブルサンゴ=18日
サンゴの北限といわれる館山市波左間沖で直径約60センチに成長したテーブルサンゴ=18日

 館山市波左間沖合の水深3~7メートルの岩礁で確認されたテーブルサンゴの成長が早く、直径が最大約60センチになった。猛暑が続く夏、温暖化に伴う海水温上昇による影響とみられる。

 熱帯性海域に生息するテーブルサンゴは、造礁サンゴとなるミドリイシサンゴ。波左間海中公園の荒川寛幸社長(77)が約10年前に見つけた。定期的な観測を続け、3年前に直径30センチを超え話題となった。「水温が13~15度に下がり死滅したサンゴもあるが、数年でさらに増え成長した」と話し、直径20センチ以上だけで20を数えるという。

 40年以上にわたり海中映像を撮るカメラマン、尾崎幸司さん(71)は「サンゴモドキが確認されるとサンゴが定着することが多い。台がしっかりしたテーブルサンゴの北限で、温暖化によってサンゴ礁になるかもしれない」と造礁の可能性を示唆している。


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