2015年8月19日 10:48 | 無料公開
18日午後1時45分ごろ、君津市君津の新日鉄住金君津製鉄所で、スクラップクレーンの解体作業中にクレーンの滑車(約1トン)が落下、作業していた市原市玉前、配管工、伊賀輝夫さん(64)の左腕と左足が下敷きとなり、搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。君津署は、業務上過失致死の疑いもあるとみて原因を調べている。
同署によると、現場は工場脇の屋外で、原料を運ぶスクラップクレーンの解体作業が先月から行われていた。クレーンは台座に載せられ、その下で作業をしていた。落下当時は伊賀さんを含む2人が現場近くにいたという。
伊賀さんは孫請け会社の作業員とみられ、近くにいた別の作業員が警備員を通じて119番通報した。