千葉市2職員懲戒免 飲酒運転報告せず 同僚9人厳重注意

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 南房総市の市道で千葉市会計室職員の男(30)が酒気帯びで車を運転したとして千葉県警に逮捕された事件で、千葉市は25日、車に同乗していた保健福祉局職員の男(24)も酒気帯び状態で車を運転していたことを明らかにした。市は同日、2人を懲戒免職にした。

 市によると、2人は4月18日、同僚9人と南房総市白浜町内の宿泊施設でのバーベキューで飲酒。午後9時35分ごろ、保健福祉局の男の運転で2人は外出したが、男が途中で具合が悪くなったため、会計室の男に運転を代わった。会計室の男は、同市内の民家のコンクリート柱に衝突する事故を起こし、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された。

 会計室の男は今月23日、地裁館山支部で懲役7月執行猶予3年の判決を受けた。その際、保健福祉局の男が最初に車を運転していたことが認定された。市は市の指針に基づき2人を処分した。監督責任として上司2人を、事件翌日に警察から事件を知らされていたにも関わらず、すぐに上司に報告をしなかったとして同僚9人を、それぞれ厳重注意とした。

◆人身事故の区長は減給

 また、千葉市は25日、美浜区長の男性(59)が公用車を運転中に自転車に乗る市内在住の男子高校生にぶつかり、左足などに軽傷を負わせたとして、区長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分としたと発表した。区長は4日付で千葉簡裁から自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で罰金50万円の略式命令を受けた。

 市によると、区長は2月6日午後4時10分ごろ、同市美浜区真砂1の市道で公用車を運転中、赤信号にも関わらず直進。右から来た高校生にぶつかり、転倒させた。区長は「西日が強くて信号が見えなかった」などと話しているという。

 熊谷俊人市長は「市職員が自動車運転により事故を起こしたこと、2人の職員が飲酒運転を行ったことは遺憾。市民の皆様の信頼を損ねたことを心よりおわび申し上げる」とコメントした。