心臓移植、必要額届かず 佳代ちゃん「治療限界に」

心臓移植手術を待つ金沢佳代ちゃん(「かよちゃんを救う会」提供)
心臓移植手術を待つ金沢佳代ちゃん(「かよちゃんを救う会」提供)

 心臓の心室が硬くなって心不全につながる難病「拘束型心筋症」を患う流山市の金沢佳代ちゃん(1)が米国で心臓移植手術を受けるため、支援者らが募金を始めて2カ月近くがたったが、必要額に約1億円届いていない。目標だった6月の渡航は不可能となり、両親は「治療に限界が来ている。生きるチャンスを与えてください」とお願いを続けている。

 主治医によると、拘束型心筋症は、乳幼児では1年後の生存率は50%程度。佳代ちゃんは肺高血圧症を合併していて国内での移植を待つことができず、米国での移植を決めた。

 「かよちゃんを救う会」によると、渡航手術には2億4500万円が必要で、4月から今月21日までに募金で1億4千万円以上が集まったが、約1億円足りない。

 入院中の佳代ちゃんは薬の投与で症状の悪化を抑えているが、主治医の説明では投与量はもう限界が近いという。支援者らは「1日でも早く」と連日、街頭などで寄付金を募っている。

 母、亜矢子さん(38)は「これだけの募金をしてくださった方には感謝の気持ちでいっぱい。ただ手術にはさらに費用が必要で、どうか力を貸してください」と話した。募金の連絡先は救う会まで、電話04(7157)7061。


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