姉妹死亡で母親逮捕 「育児に悩み疲れた」 柏署

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 柏市内の住宅で4歳と1歳の姉妹が死亡しているのが見つかった事件で、柏署は9日夜、殺人の疑いで母親(36)を逮捕した。母親は容疑を認め「娘2人の育児でいろいろなことに悩んで疲れてしまった。育児に自信がなくなった」と供述している。同署は姉妹の詳しい死因や経緯などを調べている。

 同署によると、9日午後3時半すぎ、110番通報で駆け付けた同署員が2階寝室の同じ布団の上で幼稚園児の長女(4)と次女(1)が死亡しているのを発見。姉妹はあおむけに横たわっており、同署は一緒に家にいた母親から事情を聴いていた。

 現場の状況などから、姉妹は同日に布団の上で殺害されたとみられ、長女の首には布のようなもので絞められた痕があった。母親は「三角巾で絞めた」と供述している。母親は昨年10、11月、精神科に通院して投薬治療を受けていたという。

 同日午後2時半ごろ、母親が会社員の夫(31)に「娘たちに手を出した」と電話。帰宅した夫が110番通報した。

 市こども福祉課によると、母親の名前で育児相談は寄せられていなかった。同課の担当者は「尊い命が失われた痛ましい事件。今後、警察の捜査で明らかになるであろう母親の心情を分析して、行政としてより良い対応につなげていきたい」と話した。