「3人の手術特に困難」 外科学会が検証報告 がんセンター手術問題

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 千葉県がんセンター(千葉市中央区)で腹腔(ふくくう)鏡下手術を受けた患者が術後短期間に死亡するケースが相次いだ問題で、千葉県の第三者検証委員会の第6回会議が5日、東京都千代田区の都道府県会館で開かれ、日本外科学会の検証結果が報告された。

 会議は非公開で、多田羅浩三会長が会見して内容を公表した。多田羅会長によると、日本外科学会は総括する合同委員会や臓器別に事例を調査する四つの小委員会を設置。診断や術式、家族への説明など7項目にわたって評価した。

 多田羅会長は報告の詳細は明らかにしなかったが、外科学会から11人のうち、膵臓(すいぞう)の一部を切除した3人の手術が特に困難だったとの評価があったことを明らかにした。

 また、外科学会は家族への説明の記録がほとんど残っていないことも問題視したという。