ヤギやモモンガも 道ばたには3700万円 昨年の拾得物 千葉県警まとめ

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 千葉県警は28日、昨年1年間の遺失物と拾得物の届け出状況を発表した。拾得物は前年より約3万5千点増加の80万点で、子ヤギやモモンガなど動物の“落とし物”もあった。現金の拾得は約1300万円増加の5億3800万円で、最高額は約3700万円だった。

 県警会計課によると、昨年届けられた拾得物で最も多かったのはハンカチやタオルなどの生活用品で、約7万5千点。傘が6万6千点、プリペイドカード類が4万点と続いた。

 7月には「家の庭にヤギがいる」と富里市内の住人から成田署に通報があった。家畜の子ヤギが逃げ出していたことが判明し、その日のうちに届けられた。船橋市内では同月、郵便受けにモモンガが入り込んでいたのが見つかった。ペットとみられたが、保管期限の3カ月が経過しても飼い主が現れず、民間の施設が引き取ったという。

 骨つぼや位牌(いはい)も毎年のように届けられ、中には松戸市内の駅のコインロッカーから発見されたものもあった。

 遺失届は約17万8千件。最多はキャッシュカード類の6万8千点で、財布や携帯電話も各4万点以上あった。

 現金の遺失届は計約14億7600万円だったが、実際に拾得物として県警に届けられたのは、ほぼ3分の1の5億3800万円だった。100万円以上の高額現金の拾得は15件あり、最高額は8月に千葉市内の道ばたで見つかった約3700万円。持ち主が千葉南署に遺失を届け出た翌日、拾い主が現れて無事に返還されたという。