母親ら60人情報提供を呼び掛け 習志野女性殺害事件から1年半

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情報提供を求めてチラシを配る遺族=22日午前10時50分ごろ、JR津田沼駅南口

 習志野市で昨年6月、同市内の派遣社員女性=当時(47)=が殺害されて見つかった事件で、発生から約1年半となる22日、女性の母親(77)や県警の捜査員計約60人が現場や周辺の主要3駅でチラシ約4千枚を配って情報提供を呼び掛けた。同事件は捜査特別報奨金制度の対象になっており、容疑者逮捕に結び付く有力情報の提供者に懸賞金(上限300万円)が支払われる。

 県警によると、女性は昨年6月23日夜、自宅から歩いて職場に向かう途中、同市茜浜1の遊歩道脇で襲われたとみられ、翌24日朝に遺体で見つかった。周囲に女性の所持品が散乱し、現金が全て奪われていた。

 県警は習志野署に捜査本部を置き、これまでに延べ約2万5千人の捜査員を投入。情報は80件が寄せられているが、有力な情報はなく捜査は難航している。

 母親ら遺族2人はこの日、同署の矢野義春署長らとJR津田沼駅南口で当時の女性の服装や懸賞金額を記載したチラシを配布。母親は通行人に丁寧に頭を下げ、不審者の目撃情報などの提供を求めた。

 遺族は「ささいな内容でもいいので、できるだけ多くの情報を寄せてほしい」とコメント。矢野署長は「女性に落ち度はなく、突然襲われた。絶対に犯人を逮捕して女性の無念を晴らしたい」と述べた。情報提供先は習志野署捜査本部、電話047(474)0110。