いじめのない社会を 千葉市で子どもの人権懇話会

いじめ防止対策の取り組みについて講演する銚子市立銚子中の宇野聡教頭=8日午前、千葉市中央区のきぼーる
いじめ防止対策の取り組みについて講演する銚子市立銚子中の宇野聡教頭=8日午前、千葉市中央区のきぼーる

 いじめについて考えるシンポジウム「県子どもの人権懇話会」が8日、千葉市中央区のきぼーるで開かれ、NPO関係者など約50人がいじめのない社会実現のための行政の取り組みを学んだ。

 懇話会は毎年開催され、ことしで11回目。「子どもの権利を守るために地域が動いた!」をテーマに、他県に先駆けて千葉で明文化された「いじめ防止基本方針」について県教委指導課の伊澤浩二指導主事が解説した。

 また、銚子市立銚子中学校の宇野聡教頭はスマートフォンなどの「無料通話アプリ」を悪用した近年のいじめの傾向を報告。学校独自に定めた同方針を紹介した。

 参加した船橋市の女性は「県の基本方針が示されたことでいじめへの対応が少しでも改善するのではないか」と期待を込めた。

 県教委によると、昨年度、県内公立校で認知されたいじめは約2万件。発生件数は全国で2番目、人口千人当たりの件数でも5番目に上るという。


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