「カール」に新飼い主 森田さん「ほっとけない」 東京ドイツ村置き去り犬

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ドッグランに置き去りにされたカールを引き取った森田さん=25日午後、袖ケ浦市永吉の東京ドイツ村

 袖ケ浦市のテーマパーク「東京ドイツ村」(同市永吉)のドッグランに置き去りにされた高齢のシーズー犬「カール」に、引き取り手が見つかった。新たな飼い主は香取市の森田みどりさん(65)で、25日にドイツ村を訪れ、カールを連れて帰った。

 森田さんは、カールが置き去りにされたことを伝える本紙の記事を見て、「ほっとけない」と引き取りを決意。半年前に急死するまで約7年間飼っていたシーズー犬「ちびちゃん」に似ていたこともあり、すぐにドイツ村に連絡したという。

 その「ちびちゃん」も自宅近くに迷い込んでいたところを森田さんが保護した。虐待され目が見えなくなり、歯も抜かれていた犬だった。

 悲しい境遇を重ね合わせるように、カールを見つめる森田さんは「何でそうしたひどいことができるのか。自分に置き換えて考えて。こういうことが無くなって欲しい」と訴える。新たな家族には「自由に伸び伸びと過ごさせてあげたい」と目を細めていた。

 カールの世話をしていたドイツ村の従業員、石川百合子さん(64)は「良い人が見つかって良かった。ほっとした」と感謝していた。