重傷の夫婦が死亡 流鉄流山線、運転再開 松戸

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 松戸市の流鉄流山線の踏切で11日午後に起きた電車と乗用車の衝突脱線事故で、松戸東署は12日、車に乗り重傷を負っていた男女2人が搬送先の病院で死亡したと発表した。

 同署によると、2人は現場近くに住む夫婦で、同市大谷口、社会保険労務士、石川健一さん(70)と妻の江美さん(68)。江美さんは事故から約1時間半後に救出されたが、健一さんは体を挟まれ、約7時間後に心肺停止状態で救出された。また、乗客5人も軽傷を負った。

 事故後、同線は全線が運休。流鉄や協力会社の社員合わせて50人以上が夜通しで復旧作業。重機で電車を移動させ、折れた架線の支柱を直し送電の安全を確認したうえ、12日午前7時15分には流山発馬橋行きの上り電車が運転を再開。同30分には全線が通常運転に戻った。この事故で計89本が運休し、約5千人に影響した。

 運輸安全委員会は12日、鉄道事故調査官2人を派遣して県警とともに詳しい事故原因を調べている。