段ボール箱に人骨 千葉県警、死体遺棄事件で捜査班 御宿

 御宿町須賀のマンション1階にある不動産会社支店前で6日午前8時ごろ、出社した男性店長(34)が頭蓋骨など人骨が入った段ボール箱2個を発見し、110番通報した。大人の人骨とみられ、千葉県警は死体遺棄事件としていすみ署に捜査班を設置した。きょう8日に千葉大で司法解剖を行い、詳しく調べる。

 同署によると、段ボール箱2個はいずれもテープで封がされ、中に半透明の衣装ケースがあった。一方のケースに頭蓋骨が、もう一方には胴体部分などの骨が入っていた。合わせると1体分になり、死後かなりの時間が経過していた。捜査班は同一人物か調べるとともに、身元確認を急ぐ。

 近くに住む60代の男性が6日午前6時45分ごろ、支店付近の植え込みと路地を隔てた駐車場に放置されていた箱を発見し、支店の玄関前に移したとされ、男性は「同じ箱だったため、不動産会社のものと思い込んだ」と話している。前日の5日午後7時ごろに男性店長が退社した際は、箱に気付かなかったという。

 男性店長によると、箱はいずれも引っ越し用。男性店長は「会社に関係があるものと思い開けたら、タオルにくるまれた状態で茶色がかった頭蓋骨があり、びっくりした」と話した。

 現場はJR外房線御宿駅から南東に約300メートルの住宅街。支店前の国道128号は捜査のため約4時間にわたり通行止めになり、辺りは物々しい雰囲気に包まれた。近くの男性(76)は「何事かと思った。どうして人骨がこんなところに」と驚いていた。


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