道交法違反 730件 スクールゾーンで一斉摘発 千葉県警

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9日朝、通学路で交通違反の取り締まりが千葉県内一斉に行われた=午前8時ごろ、千葉市中央区

 新入学の時期に合わせ、千葉県警は9日、県内の通学路で一斉取り締まりを行い、道交法違反容疑で計730件を摘発した。県内で小学生が巻き込まれる交通事故は減少傾向にあるものの、県警は「児童の安全確保のためにも、違反車の取り締まりに努める」と警戒を続ける。

 県警交通指導課によると、一斉取り締まりは全国で行われ、県内は小学校周辺68カ所で実施。警察官約580人態勢で検問や巡回を行った。

 摘発の内訳は、通学時間帯に車両進入を規制する「スクールゾーン」での通行禁止違反が555件と最多。違反者は「標識がわからなかった」「近道だから」など身勝手な理由を口にしたという。シートベルト未着用76件、一時不停止46件、携帯電話使用31件と続き、信号無視8件や横断歩行者の妨害2件などもあった。

 千葉市中央区塩田町では、千葉中央署員らが「スクールゾーン」に指定されている通学路内で24件の通行禁止違反を摘発した。周辺には同市立生浜西小学校のほか、県立生浜高校や同市立浜野保育所などが密集しており、特に朝は人も車も通行量が多く危険という。

 県警は、春の全国交通安全運動期間中でもある7~16日の10日間を取り締まり強化期間に指定。同課は「朝は集団登校する子どもたちも多いので、悲惨な事故が起こらないように見守るとともに、交通ルール順守の意識向上を図りたい」としている。