大雪の後、再び雪 成田線、総武本線で運休 千葉県内

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再び雪に見舞われ除雪に追われる市民=11日午前11時半ごろ、千葉市中央区

 8日から9日未明にかけての大雪に続いて千葉県内は11日、千葉市などで再び雪に見舞われた。九十九里や内房地域などでも降り一部で交通が乱れた。観測史上最多の積雪33センチの影響が残る同市では、残雪の上に雪が積もり慣れない除雪作業に当たる市民に追い打ちを掛けた。

 銚子地方気象台によると同市では午前中、最大21センチの積雪に達した。これまでの雪が残っていたところに新たに降り積もったもので11日としての降雪は10センチ程度という。日本の南海上の離れた場所を通過した低気圧の影響によるもので、雪のピークは明け方から午前中だった。

 同市美浜区で行われた地域イベントに来ていた同区の会社員、黒沢弘美さん(64)は「9、10日と自宅や会社周辺の雪かきをした。腰が痛いが11日も除雪作業をしなければならず大変」と話し、連日の後片付けにうんざりした様子だった。

 県警本部によると11日午前0時~同8時までで、凍結や降雪により16件の物損事故の届けがあった。

 交通網も混乱した。JR千葉支社によると成田線(成田-我孫子間)と総武本線(佐倉-成東間)で一時運転を見合わせた。成田線下総松崎・安食、総武本線南酒々井・榎戸の各駅でポイントが雪で動かなくなったため。これにより、特急成田エクスプレスが上下12本運休。その他も両線合わせて上下22本が運休し乗客計約4800人に影響した。

 格安航空会社のジェットスター・ジャパン(成田市)によると、降雪と機材繰りにより、朝~昼前後の成田発着を中心とした国内線20便が欠航し3163人に影響。同社は午後便への振り替えなどの対応を取ったという。成田空港会社によると国際線の欠航はないという。

 一方、大雪により8日午後から通行止めとなっていた圏央道(松尾横芝-木更津東インターチェンジ間)と千葉東金道路(千葉東-東金ジャンクション間)は11日午後4時すぎ、3日ぶりに開通した。