千葉南署「MLC」が“出動” 女性署員が交通安全呼び掛け

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 千葉南署(渡辺典明署長)は5日朝、千葉市緑区鎌取町のJR鎌取駅前で交通死亡事故抑止の啓発キャンペーンを行った。企画したのは同署の女性職員でつくる「MLC(南レディースコミュニティー)」。女性職員の職域拡大を進める県警にあっても、先進的な取り組みと注目を集める存在だ。

 MLCは2012年8月、男性が多い警察職場の環境改善や女性職員のスキルアップを目的に発足。現在は警察官や一般職員計17人が所属している。

 これまでは意見交換会や勉強会を定期的に開いてきたが、今後に向けて活動の幅を広げようと、県警が今月末まで行っている交通事故抑止の緊急対策「シャットアウト40日作戦」の一環として“出動”することを署側に提案。署側も「市民へのアピール力がある」として、MLC初めての対外活動が実現した。

 MLCのメンバーは男性警察官や関係団体の職員と一緒に、駅を目指す通勤通学客に反射材付きのキーホルダーなどのグッズを配布。「左右を確認してから道路横断を」「夕暮れ時は事故が多いので注意して」と澄んだ声で訴えた。

 同署の千葉久見子交通課長は「これからも女性のパワーとエネルギーを発揮して、住民の安全安心に貢献していきたい」と張り切った。