介護報酬など2600万不正受給 緑区の事業所指定取り消しへ 千葉市

  • LINEで送る

 千葉市は31日、介護報酬などを不正請求し約2600万円を受給したとして、同市緑区おゆみ野4の介護サービス事業所「グループホーム『うさぎとかめ』おゆみ野」を介護保険法などに基づき指定を取り消すと発表した。市は加算金を含めた約3600万円の返還を求めている。

 市高齢施設課などによると、同事業所は2012年1月~昨年9月の間、介護支援専門員を2人配置するところを1人しか置いていないにもかかわらず、定員を確保していると申請して介護報酬を不正に受け取っていた。

 また、昨年7~9月までは施設管理者が不在だったほか、勤務実態のない介護支援専門員の名前でケアプランを作成しており人員や運営基準に関する違反なども確認されたという。

 昨年9月に「管理者がいない」などと匿名の電話が市にあり、市が10月に同事業所を調査して発覚した。市の調査に対し同事業所は「人材を確保できなかった」などと事実関係を認めているという。施設を運営する「エリアヒューマンライフサービス」(同市中央区)は「対応できる人がいないので分からない」としている。

 市は今月28日付で指定を取り消す。現在、15人いる利用者については、他の施設に引き継ぐように同事業所を指導している。