殺人事件で特捜班設置 凶器見つからず 千葉市の男性死亡

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 千葉市緑区あすみが丘6の佐田泰三さん(55)方で佐田さんが胸などを刺され死亡した事件で、県警捜査1課は30日、現場周辺で凶器が見つからないことなどから殺人事件と断定し、千葉南署に特別捜査班を設置した。司法解剖の結果、佐田さんの死因は心臓の損傷だった。

 特捜班によると、佐田さんには複数の刺し傷があり、その1カ所が心臓に達していた。ほかに目立った外傷はなかった。特捜班は周辺の聞き込みを続けるとともに、関係者から事情を聴き詳しく調べている。

 同事件は、28日午後11時ごろ、佐田さんが胸から血を流して玄関先の廊下に倒れているのを、帰宅した妻(41)が発見。佐田さんは搬送先の病院で死亡した。佐田さんは同日午後8時半ごろに父親と電話で話しており、それ以降に事件に巻き込まれたとみられる。現場に争った跡はなく、貴重品も残されていた。

 住民によると、28日夜に大きな声や不審な物音は聞こえなかったという。住民女性は「小さい子どもがいるので、近くでこんな事件が起きて怖い」と話した。