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本社を家宅捜索 資料分析、原因解明へ 業務上過失致死容疑 野田の工場爆発

 野田市二ツ塚の廃油精製工場「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で作業員2人が死亡した爆発事故で、県警は22日、業務上過失致死容疑で東京都千代田区のエバークリーン本社の家宅捜索を行った。爆発は廃油の精製作業中に起こったとされるが、同社の調査などで揮発性の高いガソリンが混じった廃油を回収、処理していた可能性が浮上。県警は押収した資料を分析するとともに、現場に残っていた油分の分析を進めるなどして詳しい原因を調べる。

 同日午後、捜査車両4台に分乗した捜査員約15人が同社が入るビルの地下駐車場に到着。約4時間に渡って社内を捜索した。

 同社などによると、爆発当日の15日、県内の取引先からガソリンが混入したとみられる廃油を回収。不純物を取り除く蒸留施設につながるタンクに入れられ、爆発の数時間前から処理を始めていたらしい。施設内にいて重傷を負った作業員は爆発の前に「ガソリンが気化したような臭いがした」「施設内にもやがかかった感じがした」などと説明しており、揮発性の高いガスが充満し引火した可能性がある。

◆「心からおわび」 エバークリーン社
 本社の家宅捜索を受け、エバークリーン社の河内正総務部長は「今回の事故では周囲の方々に迷惑を掛け、心からおわび申し上げるしかない。何でこんなことになったのかを明らかにすることが贖罪(しょくざい)の一つなので、捜査には全面的に協力していきたい」とコメントした。同社は現在も周辺の被害状況の実態調査を続け、加藤栄作社長は被害を受けた住宅などを回って謝罪しているという。


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