2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

廃油調査せず回収か 不審な臭いに気付くも 野田の工場爆発

 野田市二ツ塚の廃油精製工場「エバークリーン千葉リサイクルセンター」で2人が死亡した爆発事故で、爆発当日の15日に従業員が廃油を回収した際、ガソリンのような臭いに気付きながら、社内マニュアルに定められたサンプル調査をせずに工場に持ち込んでいた可能性が高いことが18日、エバークリーン社への取材で分かった。

 同社は、爆発のあった施設で通常取り扱わない揮発性の高い油を誤って回収したとみて、確認作業を進めている。この施設はガソリンスタンドやカー用品店などから集めたエンジンオイルの廃油を蒸留するなどして再生している。

 同社によると、取引先から14日に7700リットルの廃油回収を依頼され、15日に従業員2人がタンクローリー2台で回収。2人はガソリンのような臭いに気付いたが、詳しく調べずにそのまま回収したとみられる。この取引先からは普段、2~3カ月に1回約300リットルの回収依頼が来ていた。

 同社のマニュアルでは、廃油回収の際、においや色などに異常が感じられた場合、サンプルだけを持ち帰って調査し、回収するかどうかを決めることになっている。


  • LINEで送る