2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

ドーン「地震か」「爆弾か」 衝撃、1キロ以上先まで 野田の爆発事故

 「地震が起きたのでは」「爆弾かと思った」。15日夕、野田市二ツ塚の廃油精製施設で発生した大規模な爆発事故。周囲を圧する「ドーン」と大きな爆発音が響き、衝撃は1キロ以上先まで達した。「また爆発しないか心配だ」。住民らは不安げな表情を見せた。

 爆発があった施設は屋根や壁が吹き飛び、骨組みがあらわに。敷地内はがれきが散乱し、近くの工場などの窓ガラスも割れた。同市消防本部は近隣の柏市をはじめ、埼玉、茨城両県の消防にも応援を要請。赤色灯を回した多くの消防車やパトカーが駆け付け、現場は深夜まで騒然とした雰囲気が漂った。

 施設から直線で約600メートル離れた同市立山崎小学校では、児童昇降口と教室の窓ガラスが計2枚割れた。高橋宏校長(57)は「ドンと縦に(校舎が)揺れたため地震だと思った。部活動で50人ほどの児童がグラウンドなどに残っており、しゃがみこんでいた」と振り返った。同校は消防に安全を確かめた後、職員が引率し児童を下校させたという。

 エバークリーン本社(東京都)によると、爆発があった施設では廃油やエンジンオイルを集めて精製し、再生油にリサイクルしていた。担当者は「廃油処理は20年やっているが、安全配慮はしていた。こんな事故は初めて」と話している。

◆千葉県、情報収集に職員派遣
 千葉県は東葛飾地域振興事務所から複数の職員を派遣、現場の状況確認など情報収集に乗り出した。同社は産業廃棄物の中間処理業として県の許可を得ている。廃棄物指導課は「同社から事情を聴くことになる」としている。


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