県内9人重軽傷 鉄道混乱、高速道にも影響 台風18号

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台風18号により県内の鉄道網も乱れ、窓口に殺到する駅利用者=16日午後、千葉市中央区のJR千葉駅
補修工事用の足場部材が崩れ、京葉道路が上下線で一時通行止めとなった(NEXCO東日本関東支社提供)

 台風18号の強風が吹き荒れた16日の県内、松戸市の女性(82)が風にあおられて転倒、骨折するなど計9人が重軽傷を負った。交通機関では、東京方面との大動脈のJR総武線や京葉線のダイヤが終日混乱。高速道路の東京湾アクアラインも通行止めとなり、3連休最終日の市民生活を直撃した。

 銚子地方気象台によると同日午前11時ごろ、銚子市で最大瞬間風速33・4メートルの強い南風を観測、勝浦市で32・2メートル、千葉市でも30・7メートルの強風をそれぞれ記録した。

 ■被害 県などによると、強風にあおられ32~98歳の男女計9人(午後5時現在)が重軽傷を負った。

 市原市ちはら台南では、住宅の屋根材の一部がはがれ、千葉市中央区長洲では外壁のパネルが飛ぶなどの建物の被害も出た。

 東京電力千葉支店によると、突風で電線が切れるなどの影響で、君津市や匝瑳市など計約1万棟が一時停電した。

 ■交通 JR千葉支社によると、京葉線は同日朝から運休。総武線快速と各駅停車もストップし、東京方面と本県を結ぶ主要路線がマヒした。

 NEXCO東日本によると、県内高速道路は、東京湾アクアラインが同日午前8時10分から7時間40分にわたり通行止め。千葉市花見川区幕張町の京葉道路では午後0時10分ごろ、上を交差する市道から鉄パイプなどの補修工事用の足場部材が崩れ、乗用車1台が破損した。