2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

「これからどうすれば…」 屋根めくれ壁も破損 野田で突風

 屋根がめくれ外壁がはがれる。車も飛ばされ横倒しに-。2日、竜巻とみられる突風に襲われた野田市。住民は庭や路上に散乱したがれきや瓦、へし折られた樹木などの後片付けに追われた。自宅が壊れ「これからどうするのか」と、ぼうぜんと立ち尽くす住民の姿も。停電が発生し、暗闇の中で住民は不安な表情を見せた。

 被害が集中した同市岩名地区。「空が真っ黒な雲に覆われて稲妻がとどろいた後、ゴーとすごい音がした」。校舎3階にいたという同市立岩名中学校2年の岩田航輝さん(14)は恐怖の瞬間を振り返る。始業式や掃除などが終わり、帰宅の準備を始めるところだった。「土煙を上空に舞い上げながら竜巻みたいなものが西から東に移動していった。怖くて叫んでいる生徒もいた」と話した。

 同地区周辺は、多くの建物で屋根の瓦やトタンが吹き飛ばされ骨組みがむき出しに。道路はがれきやガラス片が散乱。飛ばされてきた木の枝や「くの字型」に折れ曲がった鉄板がいたるところで電線に絡まっており、切れて垂れ下がった電線も。住民らは懐中電灯片手にがれきの片付けを急いだが、停電の影響で水道などのライフラインも断たれ不便を強いられた。自営業の高橋敏夫さん(70)は「早く電気が復旧してほしい。掃除ができないし電話も使えない」と困惑気味で話した。


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