幕張PAで長時間駐車横行 “ただ乗り”利用し待ち合わせ 悪質な車にタイヤロックも NEXCO東日本

  • 0
  • LINEで送る

長時間の目的外駐車が確認された車には、監視員が警告の張り紙をする=7日午前、千葉市花見川区の幕張PA

 通行料金のかからない区間にあることが災いし、京葉道路幕張パーキングエリア(PA)で長時間の目的外駐車が問題となっている。仕事やレジャーに行く人らがそれぞれの車でPAに集合して1台の車に乗り合わせて出発、ほかの車はPAに駐車していくというもので、東日本高速道路(NEXCO東日本)は「ほかの利用者の妨げになる」と頭を悩ます。同社は声掛けなどによる防止策を実施。常習的に駐車する悪質な車にはタイヤロックも辞さない構えだ。

 「乗り合いとかしないですよね。迷惑行為になりますよ」。8月上旬早朝の京葉道路幕張PA(上り208台、下り262台)。監視員が巡回し、車を駐車したまま別の車に乗り換えようとする人に声を掛ける。

 京葉道路上り武石インターチェンジ(IC)-花輪IC間と下り幕張IC-武石IC間は料金所がない“ただ乗り”区間。区間内にある幕張PAも無料で利用できるため、PAを集合場所や駐車場代わりに使うケースが発生している。

 ゴルフやサーフィンといったレジャー客や現場に向かう作業員がそれぞれの車で幕張PAまで来た後、1台の車に相乗りして目的地へ。高速道路の通行料金を1台分で済ますことが目的とみられ、残りの車はPAに駐車したまま。

 NEXCO東日本千葉管理事務所が混雑する夏場などに調査したところ、昨年度は1日平均16台の車が朝から夕方にかけて駐車していた。同じナンバーの車が複数回駐車しているのも確認されたという。

 同事務所は調査会社に依頼し3人体制で監視を実施。1人が建物の上からPA全体に目を光らせ、2人が駐車場を巡回する。トランクを開け、荷物を積み替えている車があれば声を掛けて長時間駐車を防止する。