自動車盗1333件 空き巣1427件 依然深刻、摘発を強化 県警

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 県警の大山憲司本部長は12日、6月定例県議会で、今年相次いでいる自動車盗の被害について5月末現在でも全国最悪だったことを明らかにした。空き巣被害も依然として全国ワースト3位で、いずれも深刻な情勢が続いている。県警は摘発と抑止を強化する一方、自主防犯の徹底を呼び掛けている。

 県警によると、5月末現在の暫定値で自動車盗の発生件数は全国ワーストの1333件。前年同期と比べて約46%、422件増加した。ワンボックス車やクレーン付きトラックなどが狙われており、主要国道が通り交通の便がいい柏や市原、松戸、佐倉市などで主に多発している。

 大山本部長は被害抑止に向けて「施錠の徹底や車両への盗難防止装置の設置、駐車場の防犯対策の強化を働きかけ、県民の防犯意識高揚に努めている」と言及。盗難車の持ち込みなど犯罪の温床になっている可能性が高い不法なヤードに対して、「捜査を強化する」と明言した。

◆「年度内にも素案」 ヤード条例制定で知事
 「ヤード」を規制する全国初の条例について、森田健作知事は12日の定例県議会で、「不法なヤードは生活環境への悪影響が懸念される。年度内にも素案をまとめて、県議会に提案したい」と早期の制定に強い意欲を示した。