農薬の不適切使用 富里、8人が病院を受診

 県は15日、富里市の農家で、畑の土を消毒する土壌くん蒸剤の不適切な使用があり、8人が目や喉の痛みを訴え病院を受診したと発表した。県は同日、農薬の適正使用を促すよう市町村などに文書で通知した。

 県安全農業推進課によると、60代の農業男性が4日、使用後の土壌くん蒸剤の空き缶から臭気を抜くため空き地に穴を掘って缶を置いていたところ、近くに住む小学生を含む8人が目の痛みなどを訴えた。全員快方に向かっているという。


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