村山学園が民事再生法 鴨川・文理開成高を経営

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 鴨川市横渚の私立文理開成高校が事実上の経営破綻状態に陥った問題で、新経営陣による学校再建が進む中、同校を運営する学校法人村山学園(鈴木淳理事長)は21日までに東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。負債額は約7億円。

 帝国データバンク千葉支店によると、同法人は1929年4月に創業。近年、地域経済の停滞による私立高校離れや少子化の影響などから定員割れが続き、厳しい経営を余儀なくされていた。授業料免除の特待生を増やす一方、受験指導に優れた教職員を多く採用し進学実績を伸ばそうとしたことも経営圧迫要因となった。

 2009年度まで3期連続で赤字決算となったほか、昨年12月には県が補助金交付を凍結。教職員の退職も相次ぐなど存続が危ぶまれていた。その後、学校法人八洲学園(横浜市)が経営参画に名乗りを上げ、経営陣を刷新して学校再建を図っている。