市原の埠頭で貨物船火災

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 黒煙を上げる貨物船に放水する消防車=21日午後4時49分、市原市八幡海岸通
黒煙を上げる貨物船に放水する消防車=21日午後4時49分、市原市八幡海岸通

 21日午後2時45分ごろ、市原市八幡海岸通の市原公共埠頭(ふとう)A岸壁で、接岸していた貨物船「ITRIP」(カンボジア船籍、1457トン)の積み荷から出火し、鉄くずを焼いた。千葉海上保安部の巡視艇「しらうめ」や同市消防局の消防車18台が消火にあたり、約1時間後に火の勢いはおさまったが、一時黒煙が高く立ち上った。中国籍の乗組員男性8人にけがはなかった。市原署などが出火原因を調べている。

 同保安部などによると、貨物船は同日午前6時35分ごろに入港。家電製品をチップ状に断裁した鉄くず400トンの積み込み作業中に、何らかの原因で出火したらしい。同日夜になっても白煙が出ており、同市消防局は重機で鉄くずをかき出すなどして冷却を急いだ。

 同市内では午後3時すぎごろから、市街地からも海岸線で空に高く上がる黒煙が見えた。煙が見えなくなった後も、異臭が数キロ離れた市役所周辺など市内広域でしばらく漂った。