2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

シンボル存続に見通し 「観光資源」市民も歓迎 銚子電鉄

銚子市役所内で記者会見する竹本勝紀社長(右)=1日午後
銚子市役所内で記者会見する竹本勝紀社長(右)=1日午後

 乗客数が落ち込み経営危機に陥っていた銚子電鉄で1日、施設の維持管理と経営を分割する「上下分離方式」を採用して経営再建に取り組む方針が示された。テレビ番組などでもたびたび紹介される“町のシンボル”として愛されてきた同電鉄。運行存続の見通しに、市民の多くからは歓迎の声が聞こえた。竹本勝紀社長は「市民の足としてはもちろん、多くの人に乗りに行こうと思ってもらえる鉄道にしたい」と抱負を口にした。

 同電鉄によると、現在保有する車両6両のうち2両を2014年度までに買い換えなければならないほか、信号機の更新なども必要。今後数年間、毎年1億円かかるとみられる設備投資費用が経営の足かせになると見込まれていた。

 11年度の収入は運賃が約8千万円、ぬれ煎餅販売などが約3億4千万円。本業と副業の“逆転現象”も問題に。国土交通省関東運輸局から「客の乗っていない電車を副業で走らせているのはおかしい。もっと本業を頑張ってもらわないと、安全にも問題が出るのではないか」と指摘されていたという。


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