金属ナトリウム盗難 実験室に「置き忘れ」 行徳高校

金属ナトリウム盗難を受けた記者会見で陳謝した行徳高校と県教委の関係者ら=14日、船橋市浜町2の葛南教育事務所
金属ナトリウム盗難を受けた記者会見で陳謝した行徳高校と県教委の関係者ら=14日、船橋市浜町2の葛南教育事務所

 市川市塩浜4の県立行徳高校(全校生徒529人、鈴木政利校長)で13日午後、同校3階の化学実験室の教壇の上に置いてあった危険物の金属ナトリウム約10グラム入り瓶1本がなくなった。同校からの被害届を受け行徳署は窃盗事件として調べている。

 同署などによると、盗まれた金属ナトリウム入りの瓶は30代の男性講師が同日午前11時45分~午後0時35分までの間、4時間目の実験授業で使用。その後、無施錠の同教室に放置したまま昼休みに入り、同1時20分からの5時間目の授業のため教室に戻った際、瓶がなくなっているのに気付いたという。同校は同日午後5時すぎ同署に通報した。

 同校によると、盗まれた瓶は高さ約10センチ、直径約5センチの褐色瓶。金属ナトリウムの塊4個が化学反応を起こさないよう灯油に浸した状態で入っていた。金属ナトリウムは水に触れると発火を伴う激しい酸化反応を起こすことから、危険物として普段は鍵付きの薬品庫に保管していた。男性講師は「うっかり置き忘れた」と説明しているという。


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