沿岸部500人が避難 市川、初の津波想定訓練を実施 工場など

津波や高潮を想定し、沿岸部の工場から駅への避難訓練をする人たち=30日、市川市塩浜2のJR市川塩浜駅
津波や高潮を想定し、沿岸部の工場から駅への避難訓練をする人たち=30日、市川市塩浜2のJR市川塩浜駅

 9月1日の「防災の日」を前に、東京湾岸の市川市で30日、津波や高潮を想定した初めての避難訓練が行われ、沿岸部の工場など24社の約500人が参加した。

 同市では同日午前10時ごろ、市が「これは訓練です。津波警報に伴い沿岸地域へ避難勧告が発令されました。沿岸地域にいる方は、直ちに高いところへ避難してください」という内容のエリアメールを配信。防災無線も流され、参加者らは自社の高層階や、市が避難場所の協定を結んでいるホームセンターなどの高所へ避難した。

 避難場所の一つとなったJR市川塩浜駅には間もなく、ヘルメット姿の訓練参加者ら52人が集まり、点呼で無事を確認した。現場で指揮に当たった市の担当者によると、避難勧告発令から15分以内に全員が避難完了した。避難者らは午前10時半ごろ、避難勧告解除を知らせるエリアメールが配信されたのを確認後、各職場へ戻った。


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